HIV感染者について

HIV感染者やエイズ患者からの感染は血液から起こります。
すなわちセックスと輸血しか感染源はない訳です。
日常生活出の感染は全くありません。

ところが周囲にHIV感染者やエイズ患者がいると日常生活で感染するとの誤った知識をもっているため当然危険な存在として、差別してしまう訳です。
最近はエイズに対する教育が行き届きつつあり最初ほど差別はなくなりましたが、やはり差別や偏見は存在しているようです。
正しいエイズ教育はいまだ不十分と思われます。
HIV感染者やエイズ患者を偏見の目で見てはいけない、差別してはいけないと口では簡単に言いますが、自分が生活しているところにHIV感染者やエイズ患者がいて、直接接してこれが実行できるでしょうか?言うはやすし、行いがたしで、なかなか実践できないのでありませんか?

HIV感染者やエイズ患者を偏見の目で見てはいけない、差別してはいけない本で呼んだり人から聞いたりして我々は実践しょうとしている訳ですが、やはり身近に対象者がいてこそ正しく対応できるのではありませんか。

その為には、学園祭等にはHIV感染者やエイズ患者を呼び皆で討論し、偏見や差別をしないようにすべきと考えます。HIV感染者やエイズ患者は周囲が偏見の目で見たり差別されることを恐れ萎縮しているのが現状です。周囲は差別しているつもりはないと言っても当事者は差別されていると思っていますし、変な意識で対応すると相手は重荷になることは事実です。

エイズは一度発症すると現在の医療では治療することは不可能で、発症を押さえるためには薬を一生飲み続ける必要があることと、自分がいつ死ぬかと言う不安感が付きまとうため、精神的に不安定になります、そのためにも「心のケア」が必要となります。
HIV感染者やエイズ患者に対しては精神面でのサポートが一番大切でしょう。

学園祭ではHIV感染者やエイズ患者に対しての差別や偏見をなくする対応も重要ですが、「心のケア」をどうするかを討論することが重要と考えますが、いかがでしょうか。

血液の鉄人

新 医学と切手の極意