性器ヘルペスについて
Q.
どのような行為で感染するの?
A.
オーラルセックスを含む性行為で感染ます。
まれに手の接触でも感染しますのでコンドームを使用していても感染することがあります。
Q.
感染するとどのような症状が出るの?
A.
潜伏期間は2〜20日ですが、感染した場所に水疱を伴った潰瘍ができます。初めて感染したときは性器やその周辺の痛みやかゆみが2〜3週間続きますが、自覚症状のない場合もあります。
また、発熱し風邪のような症状が出たり、排尿時に熱感があることもあります。
Q.
治療しないで放置しておくとどうなるの?
A.
1. ヘルペスは体の免疫が低下した時やストレスがかかった時に発生することがあります。
2. 女性のヘルペスウイルス感染者は子宮頸癌になる危険性が高くなると言われています。
更に、ヘルペスウイルスに感染したお母さんから生まれた赤ちゃんは脳炎で死亡する危険があり、流産や未熟児分娩の危険性も増大します。
3. 性器ヘルペスに感染した女性は、毎年一回、子宮癌検診を受け、妊娠したら、性器ヘルペスに感染していることを医師に告げ、医師の指示に従う必要があります。
Q.
診断方法は?
A.
患部の分泌物で単純ヘルペスウイルス特異抗原検査を行う。
Q.
治療は?
A.
アシクロビルという抗ウイルス薬を使用します。