４．日本国内での新型コロナウイルスの感染者数が少ないのは本当なのか??!!

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ここで解説する新型コロナウイルスとその感染症とは

※ここで解説する新型コロナウイルスは、SARS-CoV-2のことでこのウイルスで引き起こされる新型コロナウイルス感染症はCOVID-19(コーヴィッド・ナインティーン)のことです※

感染者が飛び抜けて多い国

2020年３月９日時点、中国は別としてイタリア7375人、韓国7313人、イラン6566人、フランス1209人、ドイツ1040人に比べて日本では502人と感染者数が少ないのは不思議に思えます。。

何故国によって感染者数に差が出ているのか

現在日本で発生している感染者数は実態を示しているとは考えにくいのではないかと思ってしまいます。

韓国と日本への中国からの観光客数にそれほど大きな差があるとは思えませんし、人口密度や国民の衛生への習慣に大きな差がある とは考えにくいです。

韓国では新興宗教の集会が感染爆発の要因とされましたが、日本でも規模は違えどライブハウスでの感染など人の密集する場所では 似たようなことが起きています。

イタリアに関しても中国からの感染者数が日本より多いとは言い切れませんし、イタリア政府は早くから中国からの入国制限を行っています。

ヨーロッパの人はマスクをあまり好まなかったり、スキンシップが普段から多いとことからして感染者が多いとは考えにくいです。

世界各国の感染者対策は日本よりはるかに厳しいように思います。

日本だけ何故感染者数が少ないのか?

日本だけ桁違いに感染者数の報告が少ないのは、やはり新型コロナウイルスの検査が行われ診断された人が少ないことに 起因していると考えられます。

検査を十分にしていないから感染者がいたとしても分かっていないだけで、日本国内においても韓国やイタリアなどの国 のように感染者数がいてもおかしくないように思われます。

中国や諸外国の発表する感染者数は信じられないと真顔で発言する評論家もいますが、日本で発表している感染者数が実 態を伴っているかに関してはかなり疑わしいと思わざるを得ません。

日本国内においても潜在的には韓国やイタリアと同様に感染者数が増えていると考えるのが疫学的に見ても正しいと思います。

各国が日本から入国する人を制限していることからしても、日本国内の感染者数が多いと判断しているからです。

新型コロナウイルスの検査実施の問題点とは

日本で新型コロナウイルスのPCR検査数が少ないことについては、今まで散々メディアで指摘されて来ています。

誰が考えても実際の保健所の対応は間違っていると思います、医師が診察して疑わしから検査を依頼しても、医師でもない 保健所の職員が検査を断るなど極めて異常な状況と言わざるを得ません。

このような状態を作り出している国の責任は重大で、新型コロナウイルス対策は失敗と言われても仕方がありません。

新型コロナウイルス感染症の死亡率

110034人の感染者のうち死亡したのは3825人で、全体の死亡率は3.5％と報告されています。

・韓国7382人の感染者のうち死亡したのは50人で、死亡率は0.7％

・イタリア7375人の感染者のうち死亡したのは366人で、死亡率は5.0％

・イラン6566人の感染者のうち死亡したのは194人で、死亡率は3.0％

・フランス1209人の感染者のうち死亡したのは19人で、死亡率は1.6％

・ドイツ104人の感染者のうち死亡したのは０人で、死亡率は０％

・米国547人の感染者のうち死亡したのは21人で、死亡率は3.8％

・日本502人の感染者のうち死亡したのは６人で、死亡率は1.2％

死亡率の違いは、その国の医療水準と検査の充実で軽症の患者を含めて報告しているなどによって当然異なります。

※感染者数・死亡者数・死亡率は2020年３月9日11時時点の米国ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター (CSSE) による※

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written by 血液の鉄人