9.日本国内で新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査が増えない理由
性病郵送キット
PCR検査は一朝一夕にできない!!
検査を担う臨床技師の育成は一朝一夕にできない!!ことを医療関係者を含めて、行政、マスコミの関係は正しく理解すべきです。
PCR検査を増やせ・増やせと言っている人が多いが、言っている人はPCR検査の現実が全くわかっていない人たちです。
検査するための検体を採取する場所があっても、そこでPCR検査はできません。
現在実際に検査する地方の衛生研究所は、すでにパンクしていますから、検査件数を増やしたくて増やせないのです。
機材の不作に加えて、PCR検査のできる臨床検査技師がいないのです!!
PCR検査は非常に繊細で難しい検査!!
PCR検査は特殊な検査で、極めて微量の何種類もの試薬を順番を間違えずに加えるという根気と技術力の必要な仕事なのです。
そして同じ臨床検査技師でも、PCR検査に適していない人もいます、すべての臨床検査技師が精度の高いPCR検査を実施することは不可能なのです。
要するにPCR検査に向いている臨床検査技師と向いていない臨床検査技師がいるのです。
雑な検査をすると外界からの遺伝子の混入によって検体が汚染されて全てが陽性になったという事故多く発生しています。
検査中に空中にウイルスが飛んで検体に入り込まないように部屋を分けて、管理に細心の注意を払うことも必要不可欠なのです。
昔からPCR検査は、極めて難しい検査とされていてその技術を持つ人の養成は簡単な講習で出来上がることは絶対にありえません。
現在日本におけるPCR検査の実情
殆どの医師はPCR検査はできません。
テレビ出演している医師たちが、「(私も研究で何百回となくやりましたが」とか、「人をかき集めて訓練すればできますよ」などと無責任な発言をしていますが、
何もわかっていないものがしたり顔で発言しているのを見聞きすると正直、腹が立ちます。
現場を知らない、完全に上から目線。「検査技師なんて医師に比べれば身分は低い、医師にできないものはない」という見下した医師が多いのには呆れてものが言えません。
全ての医師がこのような考え方の人とは言いませんが、わかっていない医師の多さにはやはり腹が立ちます。
そもそも国立感染症研究所や地方衛生研究所は行政検査が主体で新しい病原体について大量に検査を行うことを想定した体制は整備されていないことを理解していないから、
PCR検査は簡単にできるという人が増えてくるのです。
それでは全自動検査機器を使用すれば臨床技師のミスによる偽陽性は出なくなるという考え方はやはり間違っています。
PCR検査を増やすには今後どうすればよいか
感度を高いことによる偽陽性の出現の問題や検体採取の難しさによる偽陰性の問題、ウインドウピリオドなどPCRの根本的な問題はまったく解決していません。
全自動検査機器を使用すれば間違いなく検査ができ、検査件数を増やせるというのは間違いです。
PCR検査に限らずどのような検査でも、間違いがないように最新の注意を払って検査をしています。
全自動検査機器という言葉だけが独り歩きして、恰も全自動検査機器を導入すれば医師を含む一般の人たちが簡単にできる検査のような印象を持つことそのものが間違いなのです。
そして検査の中には、極めてデリケートで非常に難しい検査もあることを知っておく必要があります。
検査はすれば良いのではなく、正しい結果を出すことが必要なのです、検査精度を無視して検査をいくら行っても意味師はありません。
PCR検査が正しく検査できる臨床検査技師を肥後から育成しておくことことが重要なのです。
マスコミもPCR検査を増やせないのはけしからんというだけでなく、なぜ増やさないかを正しく報道してほしいものです。
おそらく今回の危機が過ぎ去ればまた臨床検査技師の育成を忘れてしまうとぎする次第です。
【好評です!】 クラミジア、エイズなど・・・自宅でカンタン、匿名検査!
◆性病検査 STDチェッカー◆
検査結果はセキュリティサイト(パソコン・スマホ)で確認。プライバシー対策万全です!
written by 血液の鉄人