HIV検査を受ける時期について

HIVに感染してるかどうかを調べるにはどうしたらいいですか？

• 適切な時期（危険行為から12週後）に、「通販の検査キットor保健所or病院」で検査をすれば感染の有無が分かります。
• ※保健所では匿名かつ無料で検査を受けることが出来ます。

偽の陽性反応(偽陽性反応)が出る確率はどれくらいですか？

• スクリーニング検査での偽陽性反応の確率は1/1000ほどと言われています。
  一部の保健所や病院などで行われている「即日検査」では、より簡便な検査となるため、1/100ほどと言われています。
• ※スクリーニング検査は偽陰性反応（感染者を見逃さない）を出してはならないということが前提なので非常に高感度な検査になってます。
  適切な時期に検査し、「陰性」であれば感染してないことが確定となります。

どうして偽の陽性反応(偽陽性反応)が出るのですか？

• 偽陽性反応の出やすい体質の方がごくまれにおられるということが原因となります。
  これは通販の検査キットに限らず、保健所や病院の検査でも同じことです。
• 偽の陽性反応(偽陽性反応)が出るはっきりとした原因は分かっていません。
• ※他の性行為感染症への感染で、HIV抗体検査が偽陽性になることはありません。

どうして偽の陰性反応(偽陰性反応)が出るのですか?

• HIVに感染していても、抗体検査で見つかる量のHIV抗体が身体の中に出来ていなければ、陰性となってしまいます。
• ※それぞれのHIV検査で決められた時期に検査を受ければ、偽の陰性反応(偽陰性反応)は起こりません。

リアルタイムPCR検査は何時受ければよいのか?

• 不安な行為から11日以降何時受けても信頼できる結果が得られます。ただし、HIV-2の感染の判断は出来ません。

第四世代の抗原抗体検査は何時受ければよいのか?

• 不安な行為から30日以降に受ければHIV-1に対する信頼できる結果が得られますが、HIV-2に関しては12週以降に受けなければ信頼できる結果は得られません。

第三世代の抗体検査は何時受ければよいのか?

• 不安な行為から12週以降に受ければHIV-1とHIV-2に対する信頼できる結果が得られます。

迅速（即日）抗体検査は何時受ければよいのか?

• 不安な行為から12週以降に受ければHIV-1とHIV-2に対する信頼できる結果が得られます。

第四世代の迅速（即日）抗体検査（エスプライン HIV Ag/Ab）は何時受ければよいのか?

• 不安な行為から30日でHIV-1の感染の有無は判断できますが、HIV-2に関しては12週以降に受けなければ信頼できる結果は得られません。

会社の健康診断でHIV検査を実施しているのですか？

• 健康診断の血液検査などにはHIV検査は含まれていないため、何も言われなかったからといって陰性というわけではありません。 また、当人に無断でHIV検査を実施することもありません。

献血でHIV検査をしてるってほんと？

• 献血された血液は、全てHIV抗体検査とNAT検査で検査されていますが、これは安全な血液を患者に供給するための検査です。
  検査目的の献血は止めましょう。
• HIV検査は、医療機関または保健所で受けることです。

HIV検査を受けようと思うのですが他の性病検査もしたほうがいいのですか？

• はい。他の性病検査も受けておきましょう。

通販の自宅抗体検査は信用できますか？

• 正しく使用すれば、信用できる検査結果は得られます。
• 『自宅抗体検査』を参照。

written by 血液の鉄人