梅毒検査の正しい受け方を教えてください。
梅毒検査とは
正しくは梅毒血清学検査と呼びます。
梅毒の検査は、血液中に脂質抗体または、TP抗体があるかどうかで判定します。
※脂質抗体とは、梅毒トレポネーマが感染し、その結果体の組織が壊れて出てくるカルジオリピンに対する抗体※
※TP抗体とは、生体が創りだす梅毒トレポネーマの感染抗体※
脂質検査とは
STS(Serologic Test for Syphilis)検査と呼ばれ、カルジオリピンを抗原として血液中の脂質抗体を見つけ出します。
脂質抗体は、梅毒トレポネーマに感染後1ケ月で陽性となります。
但、偽陽性反応をよく起こすので、TP抗体検査で偽陽性か真の陽性かを調べます。
TP検査
梅毒トレポネーマを抗原として検査をします。
TPHAが最もポピュラーです。
最近では、TPHA テストに代わり、自動分析装置に応用可能なラテックス凝集試薬、化学発光シグナルを測定する試薬など、多種多様な検査試 薬が臨床検査の領域で応用されています。
TP抗体は感染して5週以降にできますから、早い時期に受ければ偽陰性反応を起こします。
梅毒感染を早く知りたのですが。
TP検査で早く信頼できる結果を得るには、IgM-FTA-absを受けることです。
この検査、IgM-FTA-abs検査はIgM型のTP抗体を検出するための検査法です。
このIgM抗体は、梅毒に感染後1週間程度で身体中にできることから、IgM-FTA-abs検査は梅毒に感染後1週間で受ければ信頼出来る結果が得られます。
信頼できる結果を得るために受ける時期とは?
梅毒トレポネーマに感染後早く陽性となる順番は、以下のとおりとなります。
1.IgM-FTA-abs検査・・・不安な行為から1週間後。
2.FTA-abs検査・・・・・不安な行為から3週間後。
3.STS検査・・・・・・・不安な行為から4週間後。
4.TPHA検査・・・・・・不安な行為から5〜6週間後。
梅毒検査の判断はどうするのか?
脂質抗原法とTP抗原法の2種類を組み合わせて総合的に判断します。
【梅毒血清検査法による梅毒診断法】
梅毒の治療の具合は何の検査で行うのですか?
TP検査は一度感染して陽性となるとと、一生陰性化することはないため、治療の具合を調べたり、完治した後に、 再度感染した可能性がある場合は、脂質抗原法で検査する必要があります。
従って、梅毒の治療効果を調べるのはSTS検査で検査を行います。
TP検査で梅毒の治療効果を調べるのは間違いです。
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written by 血液の鉄人
梅毒検査の正しい受け方を教えてください。
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