医事通信(2013年04月23日号)
15〜65歳の男女と妊婦にエイズ検査を! 米国で推奨
2013年3月、米国保健省の機関である米国予防医療専門委員会(USPSTF)は、15〜65歳の男女と全ての妊婦に対してHIV検査を行うべきとする推奨案を発表しました。
米国のHIV感染者の現状
年間1,000人程度の日本に比べ、米国ではおよそ5万人。AIDSと診断された人はおよそ3万人と推定されています。
全米でHIV感染者は約130万人存在するとされていますが、その内の20%はHIVに感染していることに全く気づいていないという統計があります。
HIV感染の自覚のない感染者を発見するためにも、HIV検査は必須です。
米国において医師が15〜65歳の男女に対し、HIV検査を受けるよう強く推奨することと、この年齢以外でもHIVの感染リスクが高い人にもエイズ検査を行うべきとしています。
さらに医師が全ての妊婦に対し、HIV検査を行うよう強く推奨することとしています。
検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!
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『15〜65歳の男女と妊婦にエイズ検査を!』は日本においても言えること!!
一般的に、HIVに感染しても初期には症状が見られないため、感染しているかどうかを知るにはHIV検査が必須です。
早く感染が判明すればより早く治療を始めることができ、AIDSを発症するリスクを抑え、より長く健康的な生活を送ることができる様になってきています。
要するにHIV感染を早期に発見し、早期に治療することが、AIDSによる死亡者を減少されることになります。
また、今回の推奨の狙いは、すでに感染している人を早期に発見し、患者自身の健康だけでなく、周りに感染の拡大を防止することにも役立ちます。
『15〜65歳の男女と妊婦にエイズ検査を!』は、米国だけのことではなく、我が国にも当てはまると思いますが!!
アットレンズ
written by 血液の鉄人
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