医事通信(2014年06月13日号)
梅毒が21年ぶりに流行!!!!
日本国内の梅毒患者数は戦後間もないころは100000人を超えていましたが、抗生物質の普及で患者は激減し、2001〜2005年は500人台で推移し、
やがては国内から梅毒患者はなくなるのではないかと考えられていましたが、これは単なる幻想で2011年から3年連続で増加しつつあります。
梅毒患者の現状
2013年の梅毒患者数は、1226人で、21年ぶりに1000人を超え、2014年5月まででも548人と、昨年を上回るペースで患者が増加し続けています。
患者の内訳は??
東京が172人と最も多く、続いて大阪の71人、愛知の56人、神奈川の36人、千葉の20人と都市部で患者が増加し続けています。
しかも患者のおよそ80%が男性で、特に20〜40代を中心に増加し続けています。
これは、男性同士の性的接触による感染が多いからと考えられています。
しかし、最近では女性にも患者が広がりつつあります。
梅毒の怖さ"!!!
梅毒は、性行為やオーラルセックスで感染しコンドームを使用しても感染予防が難しい性行為感染症です。
感染しても典型的な症状が出る場合は少ないことから、感染するような危険な行為をすれば必ず行為から1ケ月が経過して時点で梅毒検査を受けることです。
検査を受けないと感染が分からず症状が出ない「無症候性梅毒」の状態で、永年にわたり気がつかないまま過ごすケースもあります。
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梅毒の治療??
梅毒に感染してもペニシリンによって治療が可能なために、必ず検査を受けて早期に治療することです。
感染して早期に治療を開始すれば、抗生物質を2週間程度服用すれば完治しますか、治療時期が遅れれば遅れるほど完治までに時間がかかることになります。
梅毒とHIVの関係!!
梅毒に感染して知らずに放置して、性器粘膜がただれているにもかかわらずコンドームなしの性行為をすればHIVの感染リスクは数十倍から百倍高くなりますので注意が必要です
梅毒感染の予防のポイント!!
パートナー同士の感染有無の確認がまん延防止に必要です。
不特定多数との膣行為及び肛門性交、特に感染力の強い第1期及び第2期の感染者との性行為とオーラルセックスを避けることが基本となります。
当然、キスでも感染しますからご注意ください。
最終的には梅毒の予防には、100%ではないもののコンドームに効果が認められていることから、コンドームの使用は感染予防の為にも必要です。
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written by 血液の鉄人
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