医事通信(2014年07月22日号)
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女性同士のセックスでHIVに感染!!!!
HIV感染は、男女間及び男性同士の性行為で感染するというのが一般常識とされていますが、2014年に米国テキサス州において女性同士のセックスでHIVに新たに感染した事例が報告され注目を浴びています。
今回の女性同士のセックスでのHIV感染報告は世界初!!
過去には、女性同性愛者のHIV感染報告は存在しますが、過去のHIV感染は性行為だけでなく、注射器での麻薬の回し打ち、刺青、輸血などでも感染することから、過去の女性同性愛者の感染事例は、こうした性行為以外のリスク因子があったため、女性同士のセックスが原因の感染とは断定出来ていないのが実情でした。
従って今回の様なケースは極めてまれなとされています
このように極めて珍しい女性同士のセックスでの感染原因は?
女性同士のセックスは、オーラルセックスが中心ですが中にはバイブレーターなどの性具を用いる場合もあります。
調査結果からわかったことは、女性同士のセックスで感染が確認されたことは、米国テキサス州在住の46歳の女性で、この女性は両性愛者ですが、感染判明時点からさかのぼって過去5年間は3人の
女性のみしか関係はなかったとのことです。
更にこの女性は日常的に売血をしていて、2012年3月の売血時はHIV抗体検査は陰性であり、翌2013年4月に発熱、下痢、のどの痛み、筋肉のけいれんなどの症状で病院を受診し検査を受けた時点でも
HIVの感染は認められていませんでした。
しかし、同年4月中に再び売血に行き、その時点での検査でHIV感染が判明したわけです。
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本当に女性同士のセックスで感染したのか??
2人が感染したHIVの遺伝子検査において、HIVの3つの遺伝子領域で、遺伝子配列の98%以上が一致したことから、43歳の女性から46歳の女性に感染したことが証明されています。
今回の感染経路は?
2人はバイブレーターなどの性具を共用し、その際に出血したこともあったり、更に生理中にも行為を行っていたとのことからこれが原因と考えられています。
HIV感染についてのおさらい
本来、HIVは感染力は非常に弱く、パートナーのどちらかがHIV感染者の男性同性愛者間、異性間のセックス1回当たりで、もう一方のパートナーに感染する確率は0.1%以下との疫学統計があります。
ここで注意しなければならないのは、感染確率0.1%に惑わされてはならないことです、いくら0.1%であっても、1回の行為で感染してしまうこともあります。
これが感染症の怖いところです。
今回のような女性同士のセックスでのHIV感染はこれからも起こりうることなのか?
当然体液にまみれた性具を使用したり、出血があるときの行為からの感染のリスクは当然有りますから、今回のような感染が発生しても不思議でははありません。
従って使用する性具は常に消毒して使用し、体液が付けばよく洗浄することと、生理などでの出血があるときの行為は慎むことです。。
今回のことから学ぶべ事!!
1.感染者のパートナーが抗HIV薬を正しく服用し続けていれば、今回のような感染はおきなかったと考えられています。
2.HIVに感染したら医師の指示に従って適切な治療を行い、かつそれを継続すること。
3.同性間、異性間のいずれのセックスでもHIVを含む感染症の危険からは逃れられず、感染防止の対策をする必要がある。
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written by 血液の鉄人
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