２０１８年０４月１６日号
エイズに対する日本人の認識度
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2018年２月２日の内閣府の世論調査で、"エイズは死に至る病"と誤解している人が半数以上いることが分かりました。
今回の調査は、2018年１月に『エイズの知識の普及啓発や治療に関する指針』を厚生労働省が改正したことを受けて実施 されました。
その結果、HIVに感染しても適切な治療法が今はあるという正しい認識が広まっていない実態が浮き彫りにされた結果となっています。
この世論調査は、2018年１月18歳以上の日本国籍の3000人を対象に実施し、1671人（55.7％）から対面で有効回答を得た結果です。
１．エイズの印象を複数回答で質問した結果
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1)死に至る病が52.1％と最多。
2)原因不明で治療法がない33.6％。
3)特定の人たちにだけ関係のある病気19.9％といずれも誤った認識が大勢を占めています。
4)不治の特別な病と思わないとの正しい項目を選んだ人は、15.7％と少数となっています。
２．治療に関する質問した結果
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1)治療で他人に感染させる危険性を減らせる33.3％。
2)適切な治療をすれば感染していない人とほぼ同じ寿命を生きることができる26.5％。
３．感染原因に関する質問した結果
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1)無防備な性行為が85.3％。
2)注射器の回し打ち73.6％と正しい認識しています。
3)反面25％の人が蚊よって感染する、17％の人が軽いキスで感染する誤った認識をしている人も見られました。
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HIV検査について
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HIV検査は全国の保健所で匿名・無料で受けることが可能ですが、そのことを知っているのは半数しかいないお粗末な状況です。
今回の調査結果から判明したこととは
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今回の調査結果から明らかなことは、以下のように考えますがいかがでしょうか?
１．国・地方公共団体・医療関係・マスコミ等のHIV/AIDSに対する正しい知識の普及活動が不十分である。
２．一人ひとりがHIV/AIDSに対する正しい知識を得ようとしていない。
３．HIVの感染は他人事で自分には全く関係ないと無関心。
written by 血液の鉄人
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