医事通信(2020年10月15日号)新型コロナウイルスは空気感染するとCDCが指針を改定

2020年10月15日号



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米国疾病対策予防センター、新型コロナウイルスは空気感染するとCDCが指針を再度改定

2020年10月5日米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルスの感染経路に関する指針を改定し、「『空気感染(airborne transmission))』で広がることが時々あり得る」と指摘ました。

※参考サイトURL→『CDC』

感染者との濃厚接触が一般的な経路だと説明しながらも、閉じられた空間のなかで空気感染する可能性に言及しています。

今回の指針改定では、結核やはしか、水ぼうそうのように空気中に漂うウイルスを介した感染を「空気感染」と定義し、そのうえで新型コロナウイルスが空気感染する可能性を初めて取り上たことになります。




2020年10月15日の指針の内容とは

    これまではヒトからヒトに「容易に感染する(spreads easily)」と書かれていた箇所が、改訂版では「非常に容易に感染する(spreads very easily)」という表現に変わりました。

    しかし、インフルエンザより効率的に感染するが、 麻疹ほどではないという感染力に関する説明はこれまでと変わりませんので、単に表現を強めただけのようです。

    一定条件のもとで感染者が6フィート(約2メートル)離れた人に感染させたとみられる証拠があると指摘ししています。

    感染した人は換気が不十分な密室で、歌ったり運動したりで大きく呼吸していたという。 空気感染の可能性はあるとしつつも、空気感染より濃厚接触を通じた「飛沫感染」のほうが「はるかに一般的だ」と強調しています。

    物体に触れてウイルスに感染する「接触感染」は「あまり一般的でない」との見方を維持しています。

    ※何かに付着した新型コロナウイルスに触れて感染する接触感染を意味しています※

それではCDCは9月18日の指針を取り下げたのか?

    CDCは「誤ってウェブサイトに載せてしまった」ので取り下げたと言っていますが、 米メディアによると、対策強化に難色を示すホワイトハウスが圧力をかけたとの観測も取り沙汰されています。

    いずれにしても真相はわかりません。

それでは新型コロナウイルスの感染予防対策はどのようにするのか

    他人と一定の距離を取り、マスク着用など、飛沫感染を想定した予防策を引き続き推奨すると主張しています。

    必要な感染対策はこれまでと変わりはありません。

    感染経路に関するCDCの公式見解に「特定の条件下における空気感染」が加わりましたが、推奨される感染対策はこれまでと変わりません。

    1.可能な限り常にほかの人との距離を2メートル以上空ける。

    2.他の人に近づくときはマスクで鼻と口を覆う。

    3.石鹸と流水で手をよく洗う。水道がなければ濃度60%以上のアルコールで手指消毒を行う。

    4.混雑した屋内の空間を避け、屋内の空間は可能な限り外気を取り入れて換気を図る。屋外、あるいは換気のよい屋内空間では、感染性飛沫による感染のリスクを減らすことができる。

    5.体調が悪いときはほかの人と接触せずに、家で休む。

    6.高頻度接触環境表面をきれいにする。



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written by 血液の鉄人



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