手マンからの感染について−１．する側−

手マンをする側からのHIVを含めた性行為感染症の感染について

１．手マン行為とは

手マンとは、手指を使い女性器を愛撫する行為を言います。

「手」と、「女性器」を意味する"まんこ"の合成語。

２．指に傷などがない状態で手マンをした場合。

傷や荒れ、ササクレがない健康な皮膚からはHIVを含めてその他の性行為感染症の病原体は進入することはないので感染は起こりません。

検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!

３．指に小さな傷や軽いササクレがある状態で状態で手マンをした場合。

感染力の非常に弱いHIVの感染は考えられません。

実際このような状態での行為からの感染の報告はありません。

その他の性行為感染症に関しては、小さな傷や軽いササクレから梅毒トレポネーマが侵入して感染する可能性はあります。

４．指に大きな傷やササクレがある状態で状態で手マンをした場合。

パックリと割れた大きな傷や大きなササクレまたは、激しい手荒れのある状態の指で手マンをすることはまず無いと考えられますが、 このような状態での指で行為をして傷口から膣分泌液が多く入れば医学的にはHIVの感染リスクはあります。

また、生理で出血があればHIVの感染リスクは高くなります。

その他の性行為感染感染症に関しては、梅毒やHBVの感染の可能性はあります。

5.現実、手マンをする側にHIVに感染したという正式な報告はあるのか?

実際、手マンをする側にHIVに感染したという正式な報告を血液の鉄人は知りません。

手マンをする側のHIV感染リスクは、極めて低いですが医学には絶対がありませんので行為の後から感染に怯える事のないように手マンをする場合は、 最初から指にコンドームを被せて行うなどの感染予防対策をとっておく必要があります。

当然HIV以外の性行為感染症の感染予防には、コンドームを使用する必要があります。

written by 血液の鉄人