尿を飲むことからの感染について
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尿を飲むことからのHIVを含めた性行為感染症の感染について
1.尿とは
尿は、腎臓により生産される液体の排泄物で、血液中の水分や不要物、老廃物からなる液体です。
尿の色はおおむね黄色で、水分が不足している時はオレンジ色になることもありますし、その他食べ物の色素や薬によってその色に着色されることもあります。
一般的に尿は汚いものと思われがちですが、血液をろ過して造られるため、腎臓が健康な場合は排泄までは無菌で、細菌などは含まれていません。
排泄して時間が経つと、尿の中の尿素が外部から侵入した細菌によって分解され、アンモニアが発生し臭いを放ちますし、外界から侵入した細菌が増殖します。
2.尿中にはHIVが含まれているのか?
HIV感染者・エイズ患者の尿中には、感染するほどのHIVは存在しませんので、尿を飲用したり傷口や性器粘膜に着いても、HIVに感染することはありません。
検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!
3.尿中に血液が混ざっている場合。
尿中に多くの血液が混ざっている場合には、血液中のHIVが尿中に存在することになることから、血尿からは、HIVに感染するリスクは当然あります。
しかし、微量の血液が尿中に混ざる場合は、感染力の非常に弱いHIVの感染はありません。
4.尿からHIVの感染事例はあるのか?
尿を飲用したり、傷口や性器粘膜に付いてもHIVに感染したという正式な報告はありません。
5.トイレなどで排尿して、尿の跳ね返りからのHIV感染の報告はあるのか?
6.尿を飲用することからのその他の性行為感染症の感染はあるのか?
クラミジアは尿道に感染しますから、尿が膀胱から尿道を経由して排尿される際に、尿道の粘膜に感染しているクラミジアが尿中に混ざりこむことから、クラミジア感染者の尿を飲用すれば当然
咽頭にクラミジアが感染する危険性は当然あります。
written by 血液の鉄人