糞を食べることからの感染について
性感染症検査キット
糞を食べることからのHIVを含めた性行為感染症の感染について
1.糞とは
肛門から排出される、食物のかすや腸粘膜からの分泌物などのかたまりを言います。
そもそも人の糞は大腸菌などの腸内細菌がその殆どを占めています。
実生活において、殆どの場合糞は禁忌されるべき不浄の存在として扱われていおり、
特に衛生面から見た場合は、伝染病の病原体を含んだ糞は極めて危険な感染源となります。
2.糞尿愛好症とは
性的倒錯の一種として糞尿愛好症(スカトロ)が存在し、興奮を高めるために食糞行為を行うことがある。
検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは!!
3.糞中に血液が混ざっている場合
糞中に多くの血液が混ざっている場合には、血液中のHIVが糞中に存在することになることから、新鮮な血液の混ざっている
糞からは、HIVに感染するリスクは当然あります。
しかし、微量の血液が糞中に混ざる場合は、感染力の非常に弱いHIVの感染はありません、消化されれ変質した血液からのHIVの感染は起こりません。
4.糞からHIVの感染事例はあるのか?
糞を食べたり、傷口や性器粘膜に付いてもHIVに感染したという正式な報告はありません。
ただし糞を性器粘膜に擦り込むようなことをしたり、肛門性交をして糞の付いたペニスを膣に挿入することによって細菌感染症を
引き起こします。
5.トイレなどで排便して、糞の跳ね返りからのHIV感染の報告はあるのか?
6.糞を食べることからのその他の性行為感染症の感染はあるのか?
人は糞を食物として利用する生活に適応するような進化を遂げていないため、食糞行動は口腔粘膜や胃などへの
細菌・ウイルス感染や寄生虫感染を引き起こすことから健康上好ましくない結果を引き起こす可能性が大きい。
written by 血液の鉄人