鉄人レター 054号










■□□□ エイズは正しい知識を身につけることで予防可能な病気です!! □□□■


■□□□□□□□□□ 正しい知識を身につけて予防 □□□□□□□□□□□□■

              新・医学と切手の極意

                 鉄人レター         

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2012/04/30(No.54)
                      
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         ■■ 日本のHIV/AIDS対策はこれでよいのか??!! ■■
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 日本のHIV/AIDS対策は、現状で問題ないのかを検証してみます。
 
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 □ 行政のHIV/AIDS対策

 現在HIV検査を受ける場所は、病院などの医療機関と保健所に限られていますが、医

療機関は初診料を必要とし、保険制度では基本的には匿名では受けられません。

 匿名で受けるとすれば検査代は自費となり高額となってしまいます。

 一方保健所では、匿名で無料で検査を受けられますが、受けられる時間や検査の種類
が限定されて今の検査体制では非常に受けにくいのが現状でしょう。

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 □ 保健所で受けられるHIV検査について

 未だにPA法やエライサ法など検査結果が判明するまでに、1週間程度かかる検査を実
施しており、当日検査結果が分かる検査法としては、迅速抗体検査だけとなっており、
第四世代の迅速抗原抗体検査のエスプラインHIV Ag/Ab検査を実施ている保健所は数少
ないのが現状ですし、リアルタイムPCR検査はほとんど受けられません。 

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  □ 保健所でのHIV検査の相談体制

 はっきり言って、HIV/AIDSに対する専門知識レベルの低い人が相談を受けていること
から、検査を受ける時期や各種検査の特徴や結果の解釈が保健所によってまちまちであ
り、検査を受ける人が戸惑うことがあるのが実情でしょう。

 保健所の相談を担当する人の多くが、ある一定の研修のみを受けて対応することから、
 マニュアルに沿った対応しかできず、マニュアルに記載されていないことへの対応が全
くできない。

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 □ 保健所で検査を受ける際のプライバシー保護

 検査を受ける際のプライバシー保護は十分でしょうか?

 いいえ、決して十分は言えません、「誰々が検査を受けに来た」と第三者に話す担当
者がいることも事実です。

 誰しも検査を受けに来て、それを第三者に話されることは非常に不愉快で、この様な
ことがあれば、検査結果も第三者に話しているのではないかと疑ってしまいます。

 検査を受けに来た人のプライバシーは絶対に保護されなければなりません。

 プライバシーが保護されないと、検査を受けに行く人は益々少なくなってしまいます。                      

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