鉄人レター 073号









■□□□ エイズは正しい知識を身につけることで予防可能な病気です!! □□□■


■□□□□□□□□□ 正しい知識を身につけて予防 □□□□□□□□□□□□■

              新・医学と切手の極意

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2014/01/31(No.73)
                      
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         ■■ 唾液からHIVの感染は起こりえるのか? ■■
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 2014年になって最初のメルマガ配信となります。

 2013年12月下旬に実父が他界し色々と後始末に追われ、メルマガ配信が遅れ申
し訳ありません。

 今年も皆様方のお役に立つ各種情報を配信していきますのでよろしくお願い致し
ます。

 2014年最初のメルマガは、唾液の中には感染するほどのHIVが存在するのか、ま
た唾液からのHIV感染はありえるのかを医学的に分析してみます。

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 □ 唾液とは何?

 唾液は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液で、その成分は水、電解質、粘液、
多くの種類の酵素からなりたっています。

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 □ 唾液の役割とは?

 デンプンをマルトースへ分解する消化液として働くことと、口腔粘膜の口腔内の保
護のや洗浄、殺菌、抗菌などの作用を司っています。

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  □ 唾液腺とは?

 左右一対の耳下腺、顎下腺、舌下腺の3大唾液腺と、唇、頬、口蓋、臼歯、舌の粘膜
に散在する小唾液腺とがあります。

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 一休みして以下をお読み下さい。
 

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      =================================================================================== それでは続きをどうぞ ===================================================================================  □ 唾液からHIVに感染することがあるのか? 唾液の中には感染するほどのHIVが混在することがないので、唾液からのHIV感染は起こりま せん。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 何故唾液中にはHIVが存在しないのか?  唾液は唾液腺から分泌され、唾液腺の中には基本的には血液の成分である血漿は入り 込みませんので、唾液中にHIVは分泌されることがないので唾液からのHIVは起こりえ ません。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 唾液は何から作りだされるのか?  唾液は血液を材料として作られますが、その運搬機構にはHIVなどのウイルスの混在する 余地はないと考えられています。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 唾液の中に血液が混ざり込みその時にHIVが混在することはないのか?  現実、唾液腺も大なり小なり傷ついたり血漿成分が漏れ出て血液成分が混じる可能性は ありえますが、血液が混在する量は極めて少ないことからして、極めて感染性の高い、 しかもDNAコピー数の多い症例でなければ実質上、感染は起こりえません。  仮に唾液腺が傷つき唾液の中に血液が混在しても、混在する血液の量が極めて少ないこ とと、HIVの感染力が極めて弱いことからして、唾液からのHIV感染は起こりません。 ※唾液腺に血液が混ざり、唾液腺から分泌される唾液に血液が混在する場合と、口の中 に傷がつき分泌された唾液に後から血液が混ざることとは別で、この場合は唾液に口の 中で血液が混ざる量が多いとHIVの感染リスクは当然高くなります※ -------------------------------------------------------------------------------  □ おまけ  唾液からのHIV感染がないと申し上げると、2002年に佐賀県内での保育所でのB型肝炎集 団発生を取り上げて、唾液からの感染はあり得るとする人もいますか、この集団発生に関 しては以下のように考えられています。 ※詳細は、https://www.kansen.pref.saga.jp/kisya/kisya/hb/houkoku160805.htmを参照 して下さい※  1.感染源は、HBVキャリアである元職員から検出されたHVBの塩基配列が他のHBV陽性 者9名と一致していることと疫学調査の結果から、元職員がもともとの感染源であると 推定されましたが、元職員がすべての感染者の感染源になっているとは言えず、個々の 感染源を特定することは出来ていません。  2.この集団発生事件において、日常生活の中でもHBV感染が起こりうることが確認さ れていますがその感染様式には出血及び滲出液を伴う皮膚疾患が関与している可能性が 示唆されています。  3.この事件において唾液からのHBVの感染が確定されていません。  ※唾液そのものからのHIV感染は、世界的に見て現時点までに確認されていません※ ===============================================================================  ※まとめ※ ===============================================================================  1.唾液腺から分泌される唾液の中には血液が混在しないことから、当然HIVも混在し ないことから唾液そのものからのHIV感染は起こりません。  2.唾液からのHIV感染がないことはWHOや全世界のHIV/AIDS専門家及び研究機関は認 めています。  3.従ってデイープキスやオーラルセックスで単に唾液と接触することからのHIV感 染は起こりません。  4.口の中の唾液に多量の血液が混ざりこむと、後から混ざりこんだ血液中のHIVに よって感染するリスクは高くなります。 ===============================================================================  『理解しやすく、役立つエイズのブログ−血液の鉄人のささやき−』           ↓      ↓      ↓           https://tetsujinsan.blog8.fc2.com/       にも是非とも訪問してください、定期的に更新してお役に立つ情報を発信しています。 ===============================================================================   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                                   今号をお読み頂き、いかがでしたか?  お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。                    ↓ ↓  ↓               https://clap.mag2.com/heafrealat?daeki  今後の編集の参考にさせて頂きます。  お手数をおかけしますが宜しくお願いします。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◆編集後記◆ ============================================ 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                                   今号をお読み頂き、いかがでしたか?  お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。                    ↓ ↓  ↓               https://clap.mag2.com/heafrealat?hiv/aids135  今後の編集の参考にさせて頂きます。  お手数をおかけしますが宜しくお願いします。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ============================================ ◆編集後記◆ ============================================ 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★ https://form.mag2.com/thaedousti★ 【ご注意】 ★★フリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下 さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回発行は、2014年1月下旬を予定しておりますのでご期待下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−----- ****************************************** ★最後に次の点だけは、何卒、ご了承のうえご購読下さい★ ●このメールマガジンは、長年エイズ研究に従事しその間に有した経験と知識を 基にして、内外の学会・専門雑誌・各国の情報をも参考に出筆し、万全を期して おりますが、ご利用により、発生したいかなるトラブル・損失等に対しても、発 行者は一切責任を負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。 また、記事の一部又は全部の転載を禁じます。 ===========<新医学と切手の極意 鉄人レター>================ 発行者 : 血液の鉄人 ウェブサイト : https://voxsangman.com/ ご意見、ご感想: https://form.mag2.com/thaedousti ============================================
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