検査に行く時間がない、恥ずかしい、しかし感染不安があるときは
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自分で出来る匿名、性病検査キット！悩まず少しの手間で安心を!CELL SEE Fit セルシーフィット... =================================================================================== それでは続きをどうぞ =================================================================================== □ グループ P グループ Pは「pending」と呼ばれ、今までに１人(一説によれば２人)の感染者しか見つか っていません 今後の遺伝子解析結果によっては呼び方は将来変更される可能性はあります。 ------------------------------------------------------------------------------- □ グループ Pの発見のきっかけは? グループ Pは、アフリカのカメルーンからパリに移住した62歳の女性の血液から検出され ました。 この女性は、AIDSを発症していません。 -------------------------------------------------------------------------------- □ グループ Pはいつ発見されたのか? この女性が2004年にパリに移住した直後の抗体スクリーニング検査によりHIV-1に感染し ていることが判明しています。 この時には感染しているHIVのグループは特定されず、当時市販されている検査キットで 調べた結果グル-プ Mではないことが確認されています。 そして、中央アフリカ限局のグループ Oではないかと推測し、このグループの遺伝子の 一部を標的とした"RT-PCR法"で検査を行いましたがグループ 0の遺伝子は検出されず、 グループ Oでも無いことが明らかになりました。 次の検査としてグループ限定せずに、HIV-1遺伝子全てを標的とした"extra-long RT-PCR 法"で検査を行った結果8,673塩基を検出しました。 この8,673塩基はHIV-1のゲノム（約9,500塩基）にほぼ相当することから、検出された 8,673塩基に対して、分子系統学的解析を行った結果、2006年に発見されたゴリラの SIV（SIVgor）に極めて似ていることが判明しました。 その結果、女性から検出されたHIV-1はSIVgor由来の新たな系統とみなされ、新種の ウイルスと結論づけられ『グループ P』と命名されるに至っています。 ------------------------------------------------------------------------------- □ グループ Pは今のHIV検査で見つかるのか?? 発見者の論文やその他の資料から判断して、現在市販されているHIV検査キットでは 検出可能と考えられています。 その理由は、女性が2004年にパリに移住した直後の抗体スクリーニング検査が陽性と なっているからです。 反面、現在市販されているHIV検査キットで検出可能か否かは、現時点では確定して いません、検出可能と言うのは論文を元にした推測にしか過ぎませんので。 HIV検査キット製造メーカがグループ Pを入手して検討しないと分かりませんが、ど のメーカもグループ Pを入手していないようです。 ------------------------------------------------------------------------------- □ 日本では今後グループ Pの感染者は出る可能性はあるのか?? 2004年にグループ Pが発見されてから、2015年３月までに世界的に正式には発見され ていません。 そのことからしてグループ Pはカメルーンを限定したHIVと考えられ、世界的には流 行していないと考えられています。 当然欧米や日本では見つかっていません。 しかし、世界的な人の交流がある現在では、日本に侵入しても不思議ではありません。 =============================================================================== ※まとめ※ =============================================================================== １．HIV-1 グループ Pについて2015年３月現在判明している事を解説しました。 ２．HIV-1 グループ Pは、アフリカのカメルーンからパリに移住した62歳の女性感染者 しか存在していません。 未確認情報ではあと１人の感染者が見つかったとのことですが、正式には確認はさ れていません。 ３．HIV-1 グループ Pの最初の発見の状況からして、この新種のHIVは現在市販されて いるHIV検査で検出できるようですが、その後確認はされていませんので、現時点 では必ず検出出来るかは疑問としか言いようがありません。 ４．HIV検査キット製造メーカ数社に問い合わせましたが、HIV-1 グループ Pその物を 入手できていないのでコメントは出来ないとの回答しか帰ってきていません。 ５．2015年3月現在、日本ではHIV-1 グループ Pの感染者は見つかっていません。 =============================================================================== 『理解しやすく、役立つエイズのブログ−血液の鉄人のささやき−』 ↓ ↓ ↓ https://tetsujinsan.blog8.fc2.com/ にも是非とも訪問してください、定期的に更新してお役に立つ情報を発信しています。 =============================================================================== ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今号をお読み頂き、いかがでしたか? お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓ https://clap.mag2.com/heafrealat?hiv/group P 今後の編集の参考にさせて頂きます。 お手数をおかけしますが宜しくお願いします。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝== ◆編集後記◆ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝== 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★ https://form.mag2.com/thaedousti★ 【ご注意】 ★★フリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下 さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回発行は、2015年４月下旬を予定しておりますのでご期待下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-- ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ★最後に次の点だけは、何卒、ご了承のうえご購読下さい★ ●このメールマガジンは、長年エイズ研究に従事しその間に有した経験と知識を 基にして、内外の学会・専門雑誌・各国の情報をも参考に出筆し、万全を期して おりますが、ご利用により、発生したいかなるトラブル・損失等に対しても、発 行者は一切責任を負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。 また、記事の一部又は全部の転載を禁じます。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＜新医学と切手の極意 鉄人レター＞＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝== 発行者 ： 血液の鉄人 ウェブサイト ： https://voxsangman.com/ ご意見、ご感想： https://form.mag2.com/thaedousti ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝==
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