鉄人レター 095号




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                 鉄人レター         

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2015/12/30(No.95)
                      
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              ■■ 梅毒の流行が収まらない!! ■■
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 現在も梅毒が流行し、収まる気配が一向にありません。

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 □ 梅毒の年次統計(2008年〜2015年)

 2008年 839人(男性 622人・女性 217人)

 2009年 691人(男性 523人・女性 168人)

 2010年 621人(男性 497人・女性 124人)

 2011年 827人(男性 650人・女性 177人)

 2012年 875人(男性 692人・女性 183人)

 2013年 1228人(男性 993人・女性 235人)

 2014年 1661人(男性 1284人・女性 377人)

 2015年 2037人(男性 1463人・女性 574人)

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 □ 梅毒流行は収まらず!!
 
 梅毒患者は、2011年を境に増加傾向となり、2015年10月28日時点で2014年1年間の
1661人を大きく上回り2037人となり、更に増加傾向にあります。

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  □ 最近の感染傾向の特徴

 新しい感染傾向としては、異性間性的接触によるケースが増加してきていることです。
 
 2015年は、異性間が615人(昨年同期比1.7倍)、同性間が487人(昨年同期比1.0倍)
となっています。

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 □ 梅毒の感染経路についてのおさらい
 
 主に性行為・オーラルセックスにより感染、皮膚や粘膜の微細な傷口から侵入し感染し
ます。

 相手の口の中に梅毒感染があればキスからでも簡単に感染します。

 性行為によるHIVの感染を恐れて、風俗店でオーラルセックスをする人が増加していま
すが、梅毒はオーラルセックスでも簡単に感染してしまいますから、注意が必要です。

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検査キットはこちら =============================================================================== それでは続きをどうぞ ===============================================================================  □ 梅毒患者が増加の要因  はっきりしていませんが、専門家はコンドームを使用しないでの"不特定多数との性的 接触"であると分析しています。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 梅毒の症状  症状としては、以下のように分類されます。  1.第1期  感染後3週間して、性器、肛門、口など感染した部分に、小豆大〜エンドウ豆大の痛み の無い赤いシコリが出来ますが、これは潜在化するが4〜6週間で自然に軽快します。  女性では気付かない場合がほとんどです。  2.第2期  第1期が終了する頃から全身の皮膚に赤い斑点がまばらに現れ、丘疹(皮膚から盛り 上がったぶつぶつ)や後頭部に脱毛がみられるようになります。  この丘疹はかゆみや痛みがなく、放っておくと自然に2〜6週間で消えてしまいます。  3.潜伏期  第2期の終わる頃より数週間から数年間にわたる無症状の潜伏期に入り、この時期は 血液検査でのみでしか梅毒感染の判断は出来ません。  この中の数10%が晩期へと進ます。  4.晩期  感染3年後くらいから 皮膚や内臓にゴム腫(固いしこりやこぶができ、周辺の組織を 破壊し、治るとあとが残る)と呼ばれる病変が起こります。  その後、関節炎や手足の感覚の喪失し、心臓、血管、脳などに障害が出て、日常生活 が営めなくなります。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 口腔咽頭梅毒も増加!! 風俗店でのオーラルセックスによる口腔咽頭梅毒も増加傾向にあります。  梅毒による口腔内の病変は感染性が強く、オーラルセックスによって感染が拡大してい る可能性が強いと専門家は指摘しています。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 梅毒感染の予防方法  予防としては、感染者、特に感染力の強い第1期及び第2期の感染者との性行為、オ ーラルセックスを避けることが基本となります。  しかし現実は目で見て感染者か感染者でないかの判断はできません、従って危険な行 為を慎むしか対策はありません。  コンドーム無しのセックスやオーラルセックスで感染するため、予防にはコンドーム の使用が大切ですが、梅毒はコンドームでは完全に予防できません、初期硬結のある性 器と性器粘膜やその他の粘膜が触れ合うことから簡単に感染してしまいます。  また、コンドームに覆われていない箇所に傷やタダレがあればそこから簡単に感染し てしまいます。  梅毒は、コンドームでは感染予防が出来ないことが多いということを認識しておく必 要がありま。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 検査を受ける時期  潜伏期間は3週間前後ですから、3〜4週でSTS検査を受ければ信頼できる結果が得ら れます。  TPHAは、4週以降にならないと信頼できる結果が得られませんので、4週以前にTPHA を受けることは感染を見逃すことになります  その為に、梅毒検査は最初にSTS検査を受けて、これが陽性の場合、TPHA検査を受け て陽性を確認します。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 梅毒感染はHIVに感染するリスクが極めて高くなるので要注意!!  梅毒に感染するとHIVに感染するリスクが数十倍〜百倍高まると言われています。  その理由は、梅毒スピロヘータの感染により性器粘膜がタダレ、感染防御バリアが破 壊されるために、そのタダレた場所から感染するためです。  最近では梅毒患者を診たらHIV感染の合併を疑えと言われているように両者の合併例が 増えています。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 何科を受診したら良いのか?  梅毒に関しては皮膚科が専門領域です。  皮膚科単独の診療科の看板を掲げている皮膚科専門医を受診する必要があります。  梅毒に関しての知識の乏しい医師にかかると適切な検査と正しい検査結果が出来ない 合に遭遇してしまうことがあります。 ===============================================================================  ※まとめ※ ===============================================================================    1.梅毒の流行が最悪となっています。  2.梅毒はオーラルセックスでも簡単に感染しますので注意が必要です。  3.一度でも危険な行為をしたことのある人は梅毒検査を受けておく必要があります。  4.梅毒はコンドームでは完全に予防できません、初期硬結のある性器と性器粘膜やそ    の他の粘膜が触れ合うことから簡単に感染してしまいます。  5.梅毒感染があり性器粘膜がただれているとHIVの感染リスクが極めて高くなるので    要注意です。  6.梅毒に感染しても抗生物質の正しい服用で完治します。  7.梅毒の流行は収まる気配がありませんので、感染には十分注意が必要です。  8.2015年最後のメルマガとなりました、来年もお役に立つ情報を発信していきますの    でご愛読のほど宜しくお願い致します。  9.良いお年をお迎えください。   ===============================================================================  『理解しやすく、役立つエイズのブログ−血液の鉄人のささやき−』           ↓      ↓      ↓           https://tetsujinsan.blog8.fc2.com/       にも是非とも訪問してください、定期的に更新してお役に立つ情報を発信しています。 ===============================================================================   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                                   今号をお読み頂き、いかがでしたか?  お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。                    ↓ ↓  ↓               https://clap.mag2.com/heafrealat?hiv/lues  今後の編集の参考にさせて頂きます。  お手数をおかけしますが宜しくお願いします。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ========================================= ◆編集後記◆ ========================================= 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★ https://form.mag2.com/thaedousti★ 【ご注意】 ★★フリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下 さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回発行は、2016年1月中旬を予定しておりますのでご期待下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-- **************************************** ★最後に次の点だけは、何卒、ご了承のうえご購読下さい★ ●このメールマガジンは、長年エイズ研究に従事しその間に有した経験と知識を 基にして、内外の学会・専門雑誌・各国の情報をも参考に出筆し、万全を期して おりますが、ご利用により、発生したいかなるトラブル・損失等に対しても、発 行者は一切責任を負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。 また、記事の一部又は全部の転載を禁じます。 ===========<新医学と切手の極意 鉄人レター>============= 発行者 : 血液の鉄人 ウェブサイト : https://voxsangman.com/ ご意見、ご感想: https://form.mag2.com/thaedousti =========================================

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