鉄人レター 096号




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■□□□ エイズは正しい知識を身につけることで予防可能な病気です!! □□□■


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              新・医学と切手の極意

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2016/01/31(No.96)
                      
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              ■■ HIVに関する基礎知識 ■■
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 2016年初のメルマガです、遅くなり申し訳ありません。

 遅くなりましたが改めて新年のご挨拶を申し上げます。

 今年も皆様方のお役に立てる情報を発信していきますので、ご愛読よろしくお願い
致します。

 今回はHIVに関しての知識を再度まとめましたのでご確認下さい。

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 □ HIVとは

 Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)の略称です。

 HIVにはHIV-1とHIV-2があります。

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 □ HIVの感染経路

 主な感染経路は、性行為・HIVに汚染された血液・母子感染です。

 国内における2014年のHIV感染者報告例の感染経路の内訳は、

 同性間の性的接触が789件(72.3%)

 異性間の性的接触が179件(16.4%)

 静注薬物使用が3件(0.3%)

 母子感染が1件(0.1%)

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  □ HIVは何に含まれているのか

 血液・精液・膣分泌液・母乳に含まれています。

 汗・唾液・涙・尿・便その物にはHIVは含まれていませんが、これらに血液が混ざれば
 当然HIVは存在することになります。

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 □ 日常生活でのHIV感染はあるのか

 日常生活での単なる接触(握手やハグ、トイレの共用や飲み物の飲みまわし)やクシャ
 ミ、入浴、プール、手すり、つり革などからの感染はありません。

 歯ブラシとカミソリは共有しないほうが良いとされていますが、これらによってHIV感染
 することが確認された訳ではありませんが、理論上有りえることから念のために気をつ
 ける必要があるからです。

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 □『性行為感染症検査と医学切手の部屋』では、HIV検査と主な性行為感染症の検査に
 ついて詳細に解説していますので、ぜひともご覧ください。

 また、世界各国の医学切手も紹介していますから、時間のあるときに切手を鑑賞して
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『性行為感染症検査と医学切手の部屋』 

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気になる行為をしてしまった時には!!迷わず検査を!!


検査キットはこちら =============================================================================== それでは続きをどうぞ ===============================================================================  □ 昆虫からの感染はあるのか  吸血昆虫(蚊・ノミ・ダニ)などからの感染はありません。  吸血昆虫がHIV感染者の血液を吸血し、その後他の人を吸血してもHIVの感染は起こりま  せん。  HIVは吸血昆虫の体内では生きて行けないからです。  また、HIV感染者の血液を吸血した吸血昆虫を叩き潰した時に出た血液からも感染は起  こりません。  特に蚊によるHIV感染を心配する人が多くいますが、蚊の吸う血液の量は、HIVの感染を  引き起こすのに必要な血液の量よりも少ないこと、蚊は血液を吸うだけで人へ血液を注  入するわけではないこと、マラリアなど蚊の媒介する疾患の流行地域でも同じようにHIV  が流行していないことからして、蚊がHIV感染を引き起こすことはないと言われています。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 現在日本でのHIVの感染経路は  性交渉による感染が多く、特にコンドームを使用しない性交渉が高感染リスクとなり  ます。  特にコンドーム無しでの男性同士での肛門性交は粘膜の損傷が多く、最も感染リスク  が高くなります。  当然異性間でのコンドーム無しでの肛門性交も粘膜の損傷が多く、最も感染リスクが  高くなります。 -------------------------------------------------------------------------------  □ AIDS発症とは  HIVに感染しても、すぐにAIDSを発症することはありません。  HIVが体内に侵入すると、HIVが免疫機能を司るリンパ球を破壊していくことから、徐々  に人の免疫力は低下していきます。  ある一定以下に免疫力が下がると、通常の免疫状態では感染することのない感染症(日  和見感染症)をはじめとした、HIVに特徴的な疾患(AIDS指標疾患)に感染していきま  す、これがAIDS発症です。  HIVに感染してからAIDSの発症までは、平均して8〜10年程度かかることが多いとされ  ていましたが近年では、3〜5年と早くなってきています。 --------------------------------------------------------------------------------  □いきなりエイズとは  日和見感染症をきっかけにHIV感染が発見されるいわゆる"いきなりエイズ"の報告数は、  HIV/AIDS患者の新規報告数に占めるAIDS患者(=いきなりAIDS患者)の報告数の割合は、  30%程度の高値で推移しています。  これはHIVに感染するリスクのある行為をしてもHIV検査を受けずに放置し、数年後に  体調が悪くなり受診した際に既にAIDSを発症していたということです。 -------------------------------------------------------------------------------  □ 抗HIV薬  現在では効き目の高い抗HIV薬が多く開発されおり、これら抗HIV薬を合理的に組み合  わせたカクテル療法によりHIVの増殖を押さえ込むことが可能となっており、早期に  治療を開始するすることによりAIDSの発症を押さえ込むことが可能となってきてい  ます。  しかし、AIDSを発症してしてしまってから抗HIV薬を使用しても良い治療効果はなか  なか望めません。  従って"いきなりエイズ"だけは防がなければなりません。  不安な行為をすれば必ずHIV検査を受けることにより"いきなりエイズ"は防ぐことは  可能です。 -------------------------------------------------------------------------------  □HIV感染予防ワクチンと治療薬は  2016年1月現在、効果の期待されるHIV感染予防ワクチンは存在しません。  今後いつ開発されるかのめどは立っていません。  HIV治療薬として多くの抗HIV薬が開発され使用されていますが、何れの抗HIV薬も体  内に侵入したHIVその物を殺し無毒化することは出来ません。  体内に侵入したHIVの増殖を押さえ込む効果しかありませんので、一生服用し続ける  必要があります。 ===============================================================================  ※まとめ※ ===============================================================================    1.HIVに関しての知識を再度まとめてみました。  2.HIV感染者は先進国では減少してきていますが、我が国は以前高止まりとなってい    ます。  3.HIVに関する正しい知識を持ち、正しく感染予防することが必要です。  4.HIVに感染するような行為をしてしまった時には、必ずHIV検査を受けて"いきなり    エイズ"だけは防がなければなりません。  5.HIVは日常生活で感染することはありませんし、コンドームの使用で感染予防は可    能です。  6.HIV感染予防ワクチンやHIVを完全に無毒化する治療薬は未だ存在していないことか    ら、感染予防が一番大切となります。   ===============================================================================  『理解しやすく、役立つエイズのブログ−血液の鉄人のささやき−』           ↓      ↓      ↓           https://tetsujinsan.blog8.fc2.com/       にも是非とも訪問してください、定期的に更新してお役に立つ情報を発信しています。 ===============================================================================   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                                   今号をお読み頂き、いかがでしたか?  お役に立ったと思われた方は、是非ともワンクリックをお願いします。                    ↓ ↓  ↓               https://clap.mag2.com/heafrealat?hiv/kiso  今後の編集の参考にさせて頂きます。  お手数をおかけしますが宜しくお願いします。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ========================================= ◆編集後記◆ ========================================= 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 ご理解いだけましたでしょうか。 本メールマガジンへの感想・ご意見・ご質問・ご要望等がございましたら、ご遠慮 なくご連絡下さい。 メールを受け取り後24〜48時間以内に必ず返信致します。 ↓ ★ https://form.mag2.com/thaedousti★ 【ご注意】 ★★フリーメールの、「Yahoo!メール」や「Gmail」は、スパム対策を取っていま すので、送信されたメルマガが「迷惑ホルダー」に送り込まれますのでご注意下 さい。 出来れば、「Yahoo!メール」や「Gmail」をご使用にならず、プロバイダのメルア ドを使用されれば確実にメルマガを受け取れます★★ 次回発行は、2016年2月下旬を予定しておりますのでご期待下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-- **************************************** ★最後に次の点だけは、何卒、ご了承のうえご購読下さい★ ●このメールマガジンは、長年エイズ研究に従事しその間に有した経験と知識を 基にして、内外の学会・専門雑誌・各国の情報をも参考に出筆し、万全を期して おりますが、ご利用により、発生したいかなるトラブル・損失等に対しても、発 行者は一切責任を負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。 また、記事の一部又は全部の転載を禁じます。 ===========<新医学と切手の極意 鉄人レター>============= 発行者 : 血液の鉄人 ウェブサイト : https://voxsangman.com/ ご意見、ご感想: https://form.mag2.com/thaedousti =========================================

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