鉄人レター 136号




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2019/05/31(No.136)
                      

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           ■■  淋菌についての再認識  ■■

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 淋菌について再度大切なことを解説していきます。

 淋菌感染症は、平成20年から30年までの10年間で、毎年8000〜10000人前後の患者が報告
されています。

 最近増加傾向にある淋菌感染症についての正しい知識を習得されれば幸いです。

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 □ 淋菌とは

 淋菌(Neisseria gonorrhoeae)はナイセリア属のグラム陰性双球菌で、ナイセリア属の
菌は全部で11種類あり、その内病原性のものは、淋菌と髄膜炎菌があります。

 口腔内には非病原性菌の常在菌であるナイセリア属がわかっているだけで11種も存在し
ています。

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 □ 淋菌感染の自覚症状

 男性は尿道に強い症状がでる場合が多く、以下のような症状が現れます。

・尿道がかゆい、熱っぽい
・排尿時に痛む
・排尿困難になる
・尿道からの膿や血液が出る

 男性の場合は、尿道に痛みや痒みなどの強い自覚症状がでるため、発見しやすい訳です。
 男性の場合はほとんど自覚症状がありますが、女性は約80%が無症状と言われています。
 女性が淋菌に感染した場合、次のような自覚症状が現れます。

・オリモノの異常(量が増える・異臭がある・黄緑色になる)
・外陰部が痒くなる
・下腹部痛が起こる
・膀胱炎を引き起こす

 症状があったとしても、オリモノの増加などの軽い症状の場合が多く、どうしても見逃し
てしまいがちになります。

 患者報告数の中で女性の数が男性より極端に少数であることからも、女性は自覚症状に
乏しく受診の機会が少ないことを物語っています。

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  □ 淋菌に感染して治療しなくても自然治癒はあるのか

 淋菌に感染すると自然治癒はありませんので、治療せずに放っておくと症状はどんどん
酷くなります。

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 □ 淋菌の感染場所

 男性は性器と共用である尿道に感染します。

  女性の場合は尿道ではなく膣に感染します。

 最近のオーラルセックス等の多様化により、喉や腸に感染する例も増えています。
 
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