細菌性膣症とは?
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細菌性膣症とは何ですか?
クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダなどの特別の病原菌が原因ではなく、普段体内にいる菌が膣内で過剰に繁殖し、炎症を起こす病気です。
細菌性膣症の症状は?
以下の4項目のうち3項目が満たされれば、細菌性膣炎と診断します。
・灰色のおりもの(帯下)がみられる。
・膣内pHが5.0以上である。
・おりもの(帯下)がアミン臭(魚臭)を放つ。
・剥がれた膣の上皮細胞にクールセル(Clue cell)が検出される。
※クルーセルとは、健常な人ではほとんど検出されない嫌気性菌群やマイコプラズマなどが異常に繁殖し、膣内pHがアルカリ側に傾くことを言います。
細菌性膣症になる原因は?
通常、健康な人の膣の中は強い酸性に保たれていますが、免疫力が落ちたり、膣内の洗いすぎなどで膣の中の PHのバランスが崩れると、異常に多種の菌が増殖して起こると言われていますが、病因は完全には解明されていません。
生理時や病気をした時など、免疫力が落ちた時にも起きやすくなります。
セックスパートナーの多い人がかかりやすいとの報告もあります。
細菌性膣症の検査は?
内診、おりものの性状、臭いの有無、顕微鏡による検査、おりもののpHなどを行います。
細菌性膣症の治療法は?
7〜10日前後のクロラムフェニコール系の膣錠の使用、 クリンダマイシンクリームの膣内への投与、 メトロニダゾールの服薬などを行います。
細菌性膣症を治療しないで放置するとどうなるのですか?
細菌性膣症は、最も頻度の高い膣炎ですが、半数以上の女性は自覚症状がなく、婦人科健診や、他の婦人科の病気で内診を受け始めて、細菌性膣炎を指摘される女性が多いようです。
おりものの増加や臭い以外にあまり症状がありませんが、まれに重篤な合併症を起こすことがあります。
妊娠中の感染は妊娠に伴う合併症を増加したり、低出生体重児の出産、早産を起こすことがありますので、おりもの増加、臭い、痒みなどの症状があればすぐに受診することです。
細菌性膣症の予防はどうすればよいのですか?
細菌性膣症の予防としては、セックスをしない、セックスパートナーの数を減らす、過剰な膣の洗浄をしないことです。
細菌性膣症になるとパートナーのケンツ治療も必要となりますか?
性行為感染症でないことから、男性パートナーに感染させることは無いので、男性パートナーは通常検査も治療も必要ありません
細菌性膣症になるとHIVに感染しやすい?
当然膣粘膜の感染防御バリアが破壊されていることから、HIV、クラミジア、淋菌、ヘルペスなどの性行為感染症に感染しやすくなります。
何科を受診すれば良いのか?
産婦人科
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written by 血液の鉄人
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