アナルセックスは極めて危険な行為!!
肛門とはとは
本題に入る前に肛門について解説しておきます。
本来肛門という器官は、非常に精密で繊細な場所なのです。
排便の際に、今日の便は柔らかいな・水っぽいな・おならだったなということを判別出来るはずです。
要するに肛門という感覚器官は、個体液体期待を完全に判別できるような、極めて繊細で精密機械であるといえます。
性行為に使用する器官ではなく、排便に使用する器官です。
アナルセックスとは
アナルセックスは男性器(陰茎)または性具を肛門・直腸へ挿入する行為を言います。
日本では肛門性交とも呼ばれます。
アナルセックスは非常に危険な行為
肛門という繊細で精密な場所を、アナルセックスのような無理な使い方をすると、組織が破壊されてしまいますいから私は絶対にやめておいたほうがよいと考えています。
痔がある時でも一般的な性交渉をする分には問題ありませが、痔が急性炎症期で、痛みや出血がある時は避けるべきです。
性交渉中に痛みがひどくなることがある他、激しい出血が起こる可能性がありますので、痔がある時にアナルセックスをするのは止めておきましょう。
アナルセックスは痔の症状を悪化させ、出血が止まらなくなったりする可能性が高いです。
痔ではなくても肛門周囲膿瘍がある場合は、膿瘍が破れて膿が出てくることがあります。
肛門は精密な感覚器官を持っている部位ですから無理な使い方をしてしまうと感覚器官に異常を来たし、正常な機能を発揮できなくなる可能性があります。
アナルセックスはがんを引き起こすことがある
アナルセックスは肛門にできるがんの原因になることが分かっています。
肛門は皮膚と同じ上皮組織と、腸などと同じ粘膜組織が共存している部位なので、皮膚にできる「扁平上皮がん」と粘膜組織にできる「腺がん」の両方になるリスクがあり、 加えて痔瘻が進行して発生する「痔瘻がん」も肛門にできるがんの1つです。
扁平上皮がんが発生する原因はヒトパピローマウイルスであると言われていて、ヒトパピローマウイルスは性交渉によって感染し、子宮頸がんなどの原因にもなっているウイルスです。
アナルセックスをするとヒトパピローマウィルスが肛門に感染し、肛門の扁平上皮がんが発生する可能性があります。
アナルセックスでどの様な感染症に感染するのか
アナルセックスは膣性交よりも性病の感染リスクが非常に高いです。
特に血液を介して感染する性感染症のリスクが大きく上がります。
その訳は膣と違い肛門は径が狭く、ペニスを挿入すると粘膜が裂け、出血してしまう恐れがあるためです。
相手の精液が肛門粘膜や出血部位からに入ってしまい、感染してしまいます。
特にコンドーム無しの行為は危険です、なぜならこれは皮膚や膣、口腔などと比べて直腸は傷がつきやすいため、血液感染のHIVやB型肝炎ウイルスの感染率が高くなってしまうのです。
アナルセックスによる赤痢アメーバ症が増加
2023年10月上旬時点で395例の報告があります。
赤痢アメーバについて詳細は、
『赤痢アメーバについて』
をご覧下さい。
ご 注 意
本記事は、肛門性交を推奨している訳ではなく、その危険性を指摘していることをご理解下さい。
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記事執筆日
2023年10月20日。
written by 血液の鉄人
アナルセックスは極めて危険な行為!!
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